【WCS2019ウルトラルール環境考察】2週目 「レヒレの大躍進」
はじめに
アローラ!葉庭斗音(はにわトーン)です。
今回はPGLの使用率ランキングが更新されたので、それを元にWCS2019ウルトラルールの考察を行っていきたいと思います。
前週の記事を併せて読んでいただけるとわかりやすくなると思います。
haniwatoon-pokemon.hatenablog.com
※あくまで僕個人の考察であり、ここに書かれていることが正しいかどうかの保証はできません。文句のある方は僕のツイッター@HaniwaPokemonか、コメント欄へお願いします。
使用率ランキング
先週からのランキング変動。(上がったポケモンは赤、下がったポケモンは青)
グラードン、3位→2位。
カイオーガ、2位→3位。
レックウザ、5位→4位。
ゼルネアス、4位→5位。
カプ・テテフ、変動なし。
カプ・レヒレ、12位→7位。
ボーマンダ、変動なし。
カプ・コケコ、7位→9位。
日食ネクロズマ、変動なし。
ルナアーラ、15位→11位。
イベルタル、14位→12位。
ランドロス 変動なし。
ゲンガー、11位→14位。
クロバット、19位→16位。
ガルーラ、変動なし。
モロバレル、16位→18位。
ミュウツー、25位→19位。
ドータクン、24位→20位。
トゲデマル、20位→21位。
ナットレイ、21位→22位。
ツンデツンデ、18位→23位。
ドーブル、22位→24位。
クチート、29位→25位。
カミツルギ、28位→26位。
エルフーン、圏外→27位。
メタグロス、26位→28位。
アマージョ、23位→29位。
ディアルガ、27位→30位。
ボルトロス、30位→圏外。
21位以下に鋼タイプと草タイプがかなり多いですね。パーティの補完として入って来やすいタイプなので順当でしょうか。
上位陣ではカプ。レヒレが大きく上がり、月食ルナアーラが大きく順位を下げました。レヒレはこごえるかぜやしぜんのいかり、いやしのはどうなどでのサポートに加え、パーティ全体に状態異常耐性を付けることが評価されたと思われます。
月食ルナアーラはめいそうネクロズマが広まったことで、シャドーレイを入れることが難しくなり、月食の有用性が低くなったからだと思われます。
めいそうのない月食。
めいそうのある日食。
個別ランキングから
先週から大きく変わったものをピックアップします。
カイオーガの技で、れいとうビームが一位になっています(前回はまもるが一位)
カイオーガの水技は命中安定で最高打点のしおふき、HPによって威力が変わらない範囲打点だが、命中不安なこんげんのはどう。追加効果も優秀でワイドガード避けにもなるねっとうの内、2つを選ぶ、ということが基本となっています。そのため、どんな型にも入ってくるれいとうビームが入ってきたのだと思われます。
カプ・テテフの持ち物がこだわりスカーフが70%になっています(前回は50%弱)
このルールでは上から縛られることが多いですが、こだわりスカーフを持つことでメガゲンガやメガレックウザを叩くことができます。またマジックルームによってメガレックウザのタスキを消したり、ゼルネアスを腐らせることができます。
こごえるかぜの採用率が20%ほど上がっています。すばやさランクの変動によるS操作はターン経過によって効果が切れず、またおいかぜミラーになっても相手にすばやさの有利を取ることができます。有効なS操作手段として採用率が上がったのだと考えられます。
フェアリーZの採用率が10%下がっていますが、まだ1/3のコケコはフェアリーZを持っています。また1/3はデンキZを持っているため、コケコの前でカイオーガやレックウザを動かすのはよく考えたほうがいいでしょう。
おくびょうの採用率が40%ほど下がり、ようきが1位になりました。ふいうちの火力を求め、バークアウトの火力が低くても構わないということになったのでしょうか。またイカサマZが最高打点であるため、その火力を求めたのだと思われます。
フィラの実の採用率が下がり、ヒコウZが一位となっています。なんで…?(有識者情報ください)。
おわりに
いかがでしたか?(使いたかった)
カプ。レヒレの採用率が大きく上がり、めいそうネクロズマが増えたことが今週のトピックでしょうか。
来週はJCS予選前の最後の更新となります。どんなポケモンが順位を上げてくるのか、またどんな持ち物が増えるのか楽しみですね、では!
(記事への文句はコメント欄かツイッター@HaniwaPokemonへどうぞ)