はにわトーンの構築の墓場

タイトル通りです。TNはにわトーン。ツイッターは@HaniwaPokemon。APPDATEの著者ページhttp://app-date.net/author/haniwa/。

【WCS2019ウルトラルール環境考察】1週目「当然のように1位を取る一般枠」

はじめに

はじめましての方ははじめまして、そうでない方はアローラ!葉庭斗音(はにわトーン)です。

この記事ではPGLの使用率ランキングから、WCS2019ウルトラルールの考察を行っていきたいと思います。環境の把握や、考察の一助になればなと思います

※あくまで僕個人の考察であり、ここに書かれていることが正しいかどうかの保証はできません。文句のある方は僕のツイッター@HaniwaPokemonか、コメント欄へお願いします。

 

使用率ランキング



4/3、09:00更新

 

ランキングから

ついにレートの開始したウルトラルール。レート開始からJCS予選まで2週間ということで、レート開始前から仲間大会が毎晩開かれ、考察が進められていました。

そんなウルトラルール最初のランキングで1位になったのは、7世代ダブルの主人公、ガオガエン

ウルトラルールでも、威嚇と猫だましを兼ね備え、炎悪という優秀な耐性を持ち、便利屋としてほとんどのパーティに入るスペックを持っています。

 

2、3位はグラードンカイオーガ

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サン、ムーンルールでもこの2匹は多く見られましたが、ゲンシカイキが解禁されたことで、カイオーガグラードンの順位が逆転しました(ムーンルール最終ではカイオーガが2位、グラードンが4位)

 

4位はゼルネアス。

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多くの伝説ポケモンがルールによってフルパワーを発揮できない中、唯一フルパワーで暴れ3位に居続けましたが、今回は4位。ゲンシカイキの解禁によりゲンシグラードンが増えたことが原因だと思われます。

 

5位はレックウザ

 

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メガシンカはおろか、ガリョウテンセイも禁止されていたため、サン、ムーンルールではトップ30にすら入って来ませんでしたが、解禁されたことで5位にランクイン。これによって多くのポケモンがBに努力値を割かなけばいけなくなるため、物理型のポケモンには向い風でしょうか。

 

6、7位はカプ・テテフとカプ・コケコ。

 

相手のフィールドを張り替えることができ、テテフはパーティに先制技耐性を、コケコはパーティに眠り耐性を付けることができます。サイコフィールドの先制技耐性はねこだましだけでなく、レックウザしんそくも止められるためより有用になりました。どちらもZ技を持たせれば禁伝とも渡り合えるため、パーティに入って来やすいです。
 

8位はボーマンダ

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メガシンカの解禁によって爆発的に使用率を伸ばした中の1匹です。殴れるおいかぜ役としての性能はトップクラスなため、構築に入れやすいことが要因でしょうか。

 

9位は月食ネクロズマ

 

 月食ネクロのgifどこにあるか知ってる人いますか?

 

ウルトラネクロZが解禁されたことで一気に増えてきました。専用Z技であるてんこがすめつぼうのひかりは非常に強力です。また最速にすることでトップメタである、メガレックウザゲンシグラードンゲンシカイオーガに有利が取れることがランキング上位の理由だと思われます。

 

10位は日食ネクロズマ

 

トリックルームの始動役というよりも、ウルトラバーストする前の優秀な耐性と特性と、対ゼルネアス性能を買われての採用が多そうです。しかし、トリックルームに特化している型も存在しているため、相手のパーティを見て対処することが求められます。

 

11位以下はピックアップして。

 

11位のゲンガー

 

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メガシンカが解禁されたことでかげふみによって交換を防ぎ、天候を変えることを許さないということでの採用が多いと思われます。またゼルネアスやウルトラネクロズマルナアーラに強い点も高順位の理由だと思われます。

 

13位のランドロス

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サンルールではあまり見られず、ムーンルールでは少し増えましたが、ウルトラルールになって一気に増加しました。メガレックウザの解禁による威嚇の需要の増加、ガオガエンゲンシグラードンに弱いため、ゲンシグラードンに強い威嚇枠として採用することが増えたからだと思われます。

 

20位のトゲデマル

 

ひらいしんねこだまし、確定マヒのほっぺすりすりによる優秀なサポート役で、カイオーガイベルタルと相性がよいです。またライチュウと違い、とんぼがえりで地面タイプから逃れる点や、いかりのまえばやがむしゃらなどである程度の火力が出る点が魅力です。

 

個別ランキングより

※今回は初回の更新のため下位のポケモンは十分にデータが集まっていません。そのため上位のポケモンのみの解説になります、またサンルール、ムーンルールと大きく変わらないポケモンに関しては解説を行いません。

1位ガオガエン

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他のルールと大きく変わった点は、悪技がDDラリアットが多くなった点、とつげきチョッキガオガエンZが増えた点です。

主に悪技を打ちたい相手(ウルトラネクロズマルナアーラメガゲンガー)が叩き落とせる道具を持っていないため、DDラリアットの使用率が上がりました。

持ち物に関しては、ゲンシカイキメガシンカによって半分実ではそもそも耐えられない攻撃が増えたため、とつげきチョッキが増えたと思われます。ガオガエンZに関しては、耐久に多く割かれた遂行対象を意識したものだと思われます。

2位グラードン

ゲンシカイキの解禁によって、持ち物はべにいろのたま一択となりました。

また特殊型が増えましたが、15%前後に留まっています。威嚇で火力を下げられない点、ミラーに強くなるなどのメリットがあるため、今後特殊型の割合は増加していくのではないのでしょうか。

3位カイオーガ

こちらはスカーフ型が少ないながらも存在しています。基本的にオーガレックのみに採用されると思われますが、試合時間が短縮できるというメリットがあるため、JCS予選では増加するかもしれません。

技に関しては、まもるとしおふきが確定で、残りの2枠にこんげんのはどう、ねっとう、れいとうビーム、かみなりの内どれかを選択するのがメジャー。構築と相談しながら決めていくことになりますが、逆にこの技構成にするために構築を組む、ということもアリかもしれません。

 

4位ゼルネアス

ゼルネアスに関しては、技、持ち物に関してはほぼ変わっていませんが、性格に大きな変化が見られました。

過去のルールではおくびょうが半分を占めていましたが、ウルトラルールではひかえめが優位に。C+2ムーンフォースで倒せるポケモンが少なくなっているため、B方面に耐久を大きく割くことが多くなるからだと思われます。

 

9、10位ネクロズマ(日食、月食ともに)

まずりゅうのはどうを採用しているネクロズマは意外と少ないです。レックウザ使いは突っ込んでみてもいいと思います。返り討ちにあっても責任は取りませんが。基本は、まもるフォトンゲイザーそれぞれのフォルムの専用技+自由枠の形です。シャドーレイを採用しないのであれば、基本は日食のほうが便利だと思います。

 

おわりに

シーズン開始直後なのでデータがあまり役に立たないかもしれませんが、いかがでしたでしょうか?

少しでもウルトラルールの考察の手助けになれば幸いです。

次回の更新ではどうなっているでしょうか、次回の更新が楽しみです。

ブログについての改善案などあればどんどんコメントかツイッター(@HaniwaPokemon)へお願いします。